

WBC第二次ラウンド 日本VS韓国
勝てばアメリカ、負ければベネズエラとの決勝ラウンドでの
戦いとなる。
結果はすでにニュースで伝えられている通り、日本が韓国を
6対2で勝利。これに伴い23日LAでアメリカとの準決勝が
決定した。
果たして今回の勝利は正しかったのだろうか。
なんてことはさておいて
今回このWBCを優れた兵法で名をはせた孫武の戦略戦術論
「孫子」を下に少しばかり考えてみた。
孫子の兵法書はいくつもの国が割拠し、攻防繰り広げた春秋
時代に誕生した。
これら荒れ狂う戦国時代の中、いかにして自国を守り、敵国に勝ち、
国家を反映さするか。敵国を負かしても、その際に深手を負えば次期
に他国から攻勢をかけられ滅国する。つまり、いかにして効果的戦略を遂
行し、最短の期間、最小の被害で勝利をおさめるか。
これら戦争に勝つための兵法を示した指南書が孫子である。
孫子とは
「始計篇」「作戦篇」 「謀攻篇」 「形篇」 「勢篇」 「虚実篇」「軍争篇」
「九変篇」 「行軍篇」 「地形篇」 「九地篇」 「火攻篇」 「用間篇」
の全十三篇で構成されている。
本稿は孫子の基本となる始計篇に着目し、現在の日本に当てはめてみた。
始計篇
基本事項(道、天、地、将、法)を下に戦力を図り、七つの基本条件
(主孰有道、将孰有能、天地孰得、法令孰行、兵衆孰強、士卒孰練、
賞罰孰明)より自らを見つめ見通しを立てる。
道とは大義名分、天とは周囲の自然条件、地とは地理的条件、将とは
軍を率いる将軍の器量、資質、法とは統制のための規範を意味する。
また七つの基本条件の主孰有道は、どちらの君主が支持を得ているか、
将孰有能はどちらの将が優れているか、天地孰得は天地がどちらに
味方しているか、法令孰行はどちらが法令厳守か、兵衆孰強は、どち
らの軍が軍力を備えているか、士卒孰練は、どちらの兵士が熟練な訓
練をしているか、賞罰孰明は、どちらが褒章と罰則に公平であるか
を指している。
侍JAPAN
「基本事項」
道:国家の威信と日本のレベルの高さを示すためにWBC二連覇
天、地:アメリカでの天候、球場、観客の応援、審判の判定…
将:原監督の資質
法:チーム内の規範
「基本条件」
主孰有道
日本→王貞治(NLBコミッショナー最高顧問) 支持率大
米国→Bud Selig (MLBコミッショナー) 支持率中
韓国→ユ・ヨング KBO総裁 支持率不明(最近就任)
ベネズエラ→不明
将孰有能
日本→原辰徳
監督通算成績 714試合 386勝317敗11分 勝率.541
リーグ優勝3回、日本一1回
代表監督経験なし
米国→Davey Johnson
監督通算成績 2039試合 1148勝 888敗 勝率.563
代表監督 2003年 オランダ監督
2008年 オリンピック代表監督
その他、代表コーチをいくつか経験
韓国→金寅植
監督通算成績 1925試合 935勝 948敗 42分 勝率.497
代表監督 第一回WBC韓国代表監督
ベネズエラ→ルイス・ソーホー
監督通算成績 不明
代表監督 第一回WBCベネズエラ代表監督
天地孰得
圧倒的に米国優位
LAには韓国系移民が多いこともあり、応援多少優位か?
日本は特になし。
前回大会のような審判の判定が米国よりになる可能性あり。
法令孰行
日本=韓国=米国>ベネズエラ
といったところか
それほど大差はない
兵衆孰強
日本:イチロー、松坂らを代表とするMLBで活躍する選手に加え
青木、内川、岩隈、ダルビッシュなど国内組も充実
米国:ジーターを筆頭にMLBで代表する選手に加え、投手陣は充実
韓国:打撃、守備、機動力のバランスを考えると今大会最強との呼び声も
なんといってもオリンピック金メダルの実績を持つ戦力
ベネズエラ:MLBで活躍する選手多
今大会第二次ラウンドまでの各チームの実績(WBC.comより)
打撃:ベネズエラ>米国>日本>韓国
守備:日本>韓国>ベネズエラ>米国
©WBC.com士卒孰練
韓国≒日本>米国=ベネズエラ
あくまでWBCのみの話
賞罰孰明
大差なし
以上の五つの基本事項、七つの条件より見通しを立てたいのだが、
結局のところやってみないとわからないほど、それぞれの戦力は
拮抗している。
イマイチな締め方になったのは申し訳ないがスポーツとは何が起こ
るか分からないところが面白いものである。
投手のその日の調子、相手投手との合性など試合が始まってから
でないと分からないような不確定要素は数多い。
個人的にはぜひ日本に二連覇してもらいたい。
孫武ならどう考えるだろうか?
0 件のコメント:
コメントを投稿